槇原敬之 「Tag Team」

この間外を散歩しながら音楽を聞いていたときに、たまたま流れてきたマッキーのTag Teamについて色々と考えさせられました。

これは現代の崩壊した家族のための歌なんだろうなぁと思わされました。
やっぱり他人の家族であっても、子供を虐待したり親を殺したりして欲しくない。
だから、もっとたくさんの人にこのマッキーのメッセージが届いたらいいなぁと思いました。


喧嘩して飛び出して
夕暮れの街を歩いてたら
知らない人が話してきた
「ご家族はお元気ですか?」
顔も形も似てるのなら
ご飯の食べ方も似てるなら
癖毛まで似てるのなら
悪いとこも似てるのかな

目を背けたくなるような姿
自分そっくりな人が見せる
まるで鏡をのぞいても
見えない場所を見せられるようだ

かくも家族というものは
よく考えられて組まれたTag Team
なかなか直せない性質の悪さを
抱えた僕らのために
神様が考えて組んでくれた
それはまさにTag Team
自分のいるべきチームは
あの家以外ないのかもしれない

風に形を変える雲が
夕焼けに染まり浮かんでいる
ちぎれてどんな形になっても
雲はやっぱり同じ雲で
相手を責めるよりも先に
自分の中をまず見つめて
相手を許せるような広い
心を持ちたいな
目を背けたくなるような姿
自分の人生の時間使い
僕が気づくそのために
見せてくれる奇特な仲間さ

かくも家族というものは
よく考えられて組まれたTag Team
他人なら愛想尽かして
会わなきゃそれで終わるところも
そこはさすが神様だ
絆というロープの中で
遠慮せずお互いとぶつかり合える
向き合える

分かり合えなくて当たり前なんだ
分かり合えない様なメンバーが揃ってる
テレビや映画で幸せな家族を
描くのは現実があまりにも違うからなんだろう

かくも家族というものは
よく考えられて組まれたTag Team
なかなか直せない性質の悪さを
抱えた僕らのために
神様が考えて組んでくれた
それはまさにTag Team
この家族しかつかめない
幸せがこの先に必ずある

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